Noctua

静岡県東部在住。生存報告がてらたまに更新。

ひとりごと③

有名人の自殺がニュースで報道されて、

たまにテロップやアナウンスで自殺防止のための

コールセンターが紹介されることがありますよね。

 

自殺を考える人が後を追わないように、

自殺の報道が踏み出す気持ちを煽ってしまわないように、

みたいな理由だったのかと思います。

 

有名人が死んだニュースに感化されて、というか、

色々な人が死んでいく社会に感化されて…

自分にも、別にもういいかな、って思う瞬間があって。

 

別にもういいかな、って思って…

結局死んでないんですけどね。

 

というのも、痛いのはほんとに無理だし、

失敗して生き永らえて誰かに迷惑はかけたくないし、

死ぬなら死ぬでどんな最期を迎えるか、

をしっかり考えたいなって思ったり、

その為には準備期間が必要で、そうこうしているうちに

本当に死にたい気持ちが少しだけ薄れるんです。

 

で、とりあえず突発的にでも、いつでも死んでいいように、

自分の心が死ぬことを諦めていない場合に備えて、

自分の気持ちを整理し遺そうとして遺書も書いてみたんです。

 

遺書ね。

書いてみたけど泣きすぎて全然進みませんでした。

財産もないし相続する人も…親や兄弟はいますけど、

だから内容は今までありがとうとか、

そういう類のものなんですけど、

文字を打つ度によくわからない感情がこみ上げてきて、

いっぱいいっぱいになって何も手につかなかったです。

 

…それから、何となく日々を生きてて、

他人のお金で焼き肉を食べて気分が良くなったり、

何とも不真面目な生物だなって自分のことを不審に思ったり。

 

それで今日、また新たに歳を一つ重ねました。

おわり。